火薬類製造保安責任者

資格内容

火薬類を製造する事業者は、製造所ごとに保安責任者を選任し、従業者を指揮監督する責任と権限を与えなくてはならない。選任された者は、製造上の保安に関し、経済産業省令で定める職務を行なうと共に誠実に遂行しなければならない。職務は次のとおりである。

 

@火薬類の製造施設の構造、位置、設備、製造する火薬類の種類又は製造法が火薬取締法第10条第1項目の製造施設等の変更の許可を受けないで変更されないよう監督する。
A火薬類の製造施設の構造。位置、設備又は製造方法が技術上の基準に適合し、又は適合して維持されるよう監督すること。また危害予防規程が遵守されるよう監督すること。この場合、火薬類取締法第7条第1号及び2号の技術上の基準のうち盗難防止に関する事項は、特に注意しなければならない。
B保安教育の実施状況を監督すること。
C定期自主検査を指揮し、なおかつ監督すること。
D帳簿の記載及び報告の内容について監督すること。
E前項の他、火薬類取締法第23条(取扱者の制限)、第27条(廃棄)、第36条(安定度試験)、第37条(不良火薬類の措置)、第40条(喫煙等の制限)の規程に適合するよう監督すること。F危害予防規程、保安教育計画、製造副保安責任者の補佐区分、定期自主検査計画、その|まか火薬類の製造に関わる保安計画等の作成を指導すること。資格には甲、乙、丙の3種があり、火薬類の製造数量、煙火等の製造数量によって分類されている。

 

試験内容

筆記試験 
甲種・乙種/
@火薬類取締に関する法令。
A火薬類製造工場保安管理技術。
B火薬類製造方法。
C火薬類性能試験方法。
D火薬類製造工場に必要な機械工学及び電気工学大要。
E一般教養科目。
丙種/
@火薬類取締に関する法令。
A信号焔管、信号火せん又は煙火(原料用火薬、爆薬を含む)製造工場保安管理技術。
B信号焔管信号火せん又は煙火(原料用火薬及び爆薬を含む)製造方法。  |
C火薬類性能試験方法。
D一般教養科目。 

受験者の区分

火薬類製造保安責任者試験を受けようとする者は次の各号に区分し、試験課目を免除する。
1号=火薬学に関し工学博士の学位を有する者。
2号=学校教育法及び旧大学令による大学の工業化学に関する学科において、火薬学を専修して卒業した者。
3号=前号以外の者で学校教育法及び旧大学令による大学の工業化学に関する学科を専修して卒業した者。
4号=旧専門学校令により専門学校の工業化学に関する学校で火薬学を専修して卒業した者。
5号=学校教育法による高等学校もしくは高等専門学校、旧専門学校令による専門学校または経済産業大臣がこれらと同等以上と認めて指定した学校の工業化学に関する学科を専修して卒業した者。 
6号=第3号及び前号に掲げる学校を卒業し、機械工学及び電気工学を修得した者。
7号=第3号及び第5号に掲げる学校を卒業した者。
8号=前各号に該当しない者。

受験手続き

@受験願書、A写真1枚、B住民票抄本、C試験科目免除申請書を添えて、(社)全国火薬類保安協会に提出する。(丙種は都道府県火薬類保安協会に提出)

受験料

甲種/2万5900円。 乙種/2万5,900円。丙種/1万7,000円。

試験日

9月1日(丙種)、11月6、7日(甲・乙種)。

試験地

甲種・乙種/東京会場のみ。
丙種/各都道府県下の指定会場。

問い合わせ先

(公社)全国火薬類保安協会 〒104-0032 東京都中央区八丁堀4-13-5 03(3553)8762